第461話〜第480話

463. アブないK君《灰皿》

職場の後輩K君は、少し短気な男だ。
先日 私はK君と二人で、他の現場へ視察に行く事になった。
二人で電車に乗ってると、70代位の男が、ドア付近に大きなキャリーバッグを置いて、優先席に座った。
そして、すぐに寝てしまった。

K君が私に言った。
「先輩!あの男やなヤツですね。あれじゃあ他の人…座りにくいですよね!(-_-;)」

【画像1】

「ん?あぁ…あの人かぁ…確かにな…まぁすいてるから気にすんなよ。(´-ω-`)」と私が言った。
その時、その男が立ち上がり、ドア付近に置いて
あったキャリーバッグを持ってきた。
そして、さっきの席に座り、横にバッグを置いた。

「わっ!先輩見て下さいよ!あの男…靴ぬいで、
座席に足をのせてますよ!四人がけの優先席なのに、一人で独占してますよ!文句言いましょう!
( ̄▽ ̄;)」と言って、K君が立ち上がろうとした。

【画像2】

私はK君をなだめて、座らせた。
K君は怒った顔で、男を睨んでいた。

(コイツ…アブないからなぁ…コブシ握りしめてるし!(・□・;))

電車を降りて、歩いていると、K君がつぶやいた。
「先輩…どっかでタバコ吸いましょうよ!(´・ω・`)」
「そうだな…この辺は人がいないから、あそこの
すみっこで吸おう。(´ω`)」と、私が言った。
そして、二人でタバコを吸っていた。

【画像3】

私が吸い終わって、携帯灰皿に吸い殻を入れていると、K君が足元に吸い殻を、捨てようとした。
「おい!何やってんだよ!道に捨てちゃダメだろ⁈ (゚o゚;;」と私が怒った。
するとK君が言った。
「先輩…オレは、灰皿に捨てようとしてるんですよ。ほら!自然の灰皿があります!(⌒▽⌒)」と
言って、ドブに吸い殻を捨てようとした。

【画像4】

私はその吸い殻を取り上げて、携帯灰皿に入れた。

(コイツ…いつもドブに、捨ててんのかぁ?…何が
自然の灰皿だよ!ホントにヤバいヤツだなぁ…(・・;))

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