第301話〜第320話

302.新人類Xちゃん《保育園》

ある日 私は、仕事の帰り道に、Xちゃんと一緒に なった。

帰り道の途中に、保育園がある。
かなり広い敷地だ。
ところが そこには、遊具が ブランコしかない
のだ。

Xちゃんが言った。
「先輩…なんでこんなに広いのに、ブランコしか ないんすかねぇ…それもたった2台だけ…しかも
1台は壊れてるし!(・_・;」
「あぁ…俺も不思議に思ってた。(´・ω・`)」

【画像1】

「まぁ なんか、理由があるんだろう。(´-ω-`)」と、私が言った。

翌日 Xちゃんが、私に言った。
「先輩!今日来る時、アタシあの保育園の裏口の方、見に行ったんです。そしたら 有りましたよ…滑り台!でも上に登る、階段がないんすよ!( ゚д゚)」

「へぇーそうかよ⁈裏にあったのかぁ…なんでまた
…裏なんかに…しかも登る階段がない…って…
(´・_・`)」と、私はまた疑問に思った。

その日の帰り道に、気になった私は、保育園の裏口の方へ、まわってみた。

(ん?…ないなぁ…Xちゃん…何言ってんだ?…´д` ;)

私はもう少し周りを、歩いてみた。
そして、ドキッとした。

(あっ…あれかぁ…Xちゃんが見た滑り台……
クククッ!(´⊙ω⊙`))

【画像2】

(あれ…滑り台じゃねぇよ!非常口についてる、
非常階段の代わりじゃねぇかよ!アイツ…アホか⁈
…それにしてもあのブランコ…壊れてる… 新しいのに、取り替えろよ!ホントに…変な保育園だなぁ…
(~_~;))

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