今ではようやく、マスクも普通に売ってるように なったが、4ヶ月位前にはなかなか、手に入らな かった。 そんな頃の話だ。 ある日 職場の休憩時間に、T主任がみんなに 言った。 「これからはマスクは、一人1日1枚にしてくれと、本社の部長が言ってきた。在庫が少ないらしい。不満がある者は、個人で用意してくれ!という事だ!(´-ω-`)」 (マジかよ⁈きびしいなぁ…個人で用意って…売ってねーんだよ!そう言えば…主任はいいマスクしてるなぁ…洗えば何回も、使えそうだし…(¬_¬)) 【画像1】 その日の帰りに、Xちゃんと一緒になった。 駅のホームのベンチで、電車を待っている時、 Xちゃんがため息をつきながら、私に言った。 「先輩…参りました。マスク1日1枚じゃ、不潔っすよ!先輩も分かると思いますが、ワタシけっこう、潔癖症じゃないっすか?でも売ってないし… 主任のあのマスクも、ネットで1枚3000円らしい っすよ!息子のプレゼントらしいですよ…うらやましいっす!(◞‸◟)」 (オマエ…主任をねたむなよ!それにオマエが… 潔癖症?どう見ても、分かる訳ねーだろ⁈ (・・;)) 「しょうがねーよなぁ…使い捨てマスクも手洗いなら、3回くらい使えるらしいから…(・ω・`)」と 私が言っている時、Xちゃんは何か、違うモノを 見ていた。 風に吹かれて、何か黒いモノが、飛んできたのだ。 「あっ!マスクだ!(゚o゚;;」と叫んで、Xちゃんが 追いかけて行った。 マスクは、ホームのギリギリのところで、止まった。 【画像2】 Xちゃんが、マスクを拾おうとした。 「危ない!電車、来てるぞ!( ̄O ̄;)」と、私が 叫んだ。 Xちゃんは、無事だった。 「オマエ何してんだよ!危ない事すんなよ!(-_-;)」と私が怒ると、「大丈夫っす!先輩…このマスクも、けっこう高そうです!(^^)」と、Xちゃんが ニコニコしながら、拾おうとした。 「バカヤロー!オマエ…マジかよ!誰が使ったかも分かんねーマスク…拾うか⁈ やめろ!オマエが感染したら、職場のみんなが大変な事になるぞ! ( ̄O ̄;)」 私にさんざん怒られて、Xちゃんは仕方なく、 マスクを拾うのをやめた。 (オマエ…さっき潔癖症なんて、言ってたけど… オマエのどこが潔癖症だよ⁈(; ̄ェ ̄)) [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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