第241話〜第260話

252. 新人類Xちゃん《面接失敗》

Xちゃんが、我が職場を辞めてから、1年以上
たつが、最近 偶然会って、一緒に飲みに行った。

私はXちゃんが、現在 大手スーパーの警備員を
やってる、という噂を聞いていた。
私は、Xちゃんに聞いた。
「そういえば、警備員の仕事はどうだい?うまく いってるか?(´・ω・`)」

すると、Xちゃんが言った。
「あぁ….あれは辞める事になったんすよ。今の現場では、人数減らすって事になって、遠い所に異動になったから…辞めたんすよ…(ノ_<)」

「そうか…じゃ今は無職か?(・ω・`)」
「はい…ハローワーク行ってます。(´・_・`)」と
Xちゃんが、元気なく答えた。
「まだ若いから、すぐ見つかるだろう?(´ω`)」と 私が言うと、「実は昨日、面接があったんです。 やっぱり警備の仕事なんすけど…今日…不採用の 電話が来ました。(◞‸◟)」と、Xちゃんが答えた。
そして、悲しそうにうつむいてしまった。

【画像1】

「なんだよ、経験者なのにダメかよ?しかも、返事がずいぶん早いなぁ…なんかドジやった?(゚ω゚)」と私が聞くと、「よく分かんないっす。でも…もしかしたら…あの事かなぁ…(´-ω-`)」
「どの事だよ⁈ (・_・;」と私が聞くと、
「私の番がきて、名前呼ばれて、部屋に入ったら…『お掛けになって下さい』…って言われたので、『立っててもいいっすか?』って、私が言ったら、不機嫌そうな顔して…ほとんど何も聞かれずに、
面接 終わっちゃいました。(◞‿◟)」と淋しそうに、Xちゃんが答えた。

【画像2】

「えっ?そりゃダメだろ!なんで素直に座んないんだよ⁈ そりゃ 非常識だよ!(`_´)」と、私が責めた。

すると、Xちゃんが「先輩!先輩は知ってるじゃ ないっすか!(`ω´ )」と、興奮気味に言った。
「えっ?知ってるって…なんの事?(・ω・`)」と
私が、不思議そうに聞くと、「私、痔じゃないっすか!昨日は特に、痛かったんです!椅子を見たら、鳥肌が立ちましたよ!(; ̄ェ ̄)」

【画像3】

(えっ⁈ お前…痔かよ…ついてねぇなぁ…痔が治るまで、面接ダメだなぁ…だけど…なんで俺…怒られんだよ⁈ お前が痔なんて、知らなかったし!!
( ̄^ ̄))

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