私は仕事で、学校の外周の、ゴミ拾いもしている。 ある時 外側を回っていると、子供用の手袋が、 片方だけ落ちていた。 【画像1】 周囲を見回したが、それらしい人も、いなかった。 私はゴミとして拾い、ちりとりの中へ入れた。 しばらく歩いていると、若い女性がベビーカーを 押しながら、こちらへ来た。 キョロキョロしながら、私に言った。 「あの～ぅ…この辺だと、思うんですけど…子供の手袋、落ちてませんでした？(･_･;」 (ん？ 子供の手袋？…もしかして、さっきのか？…(~_~;)) 私は答えた。 「あ…ああ…手袋ねぇ…落ちてはいたが…(¬_¬)」 私は、しどろもどろになった。 「えっ？ありましたか？良かった！この子の、お気に入りなので…拾ってくれたんですね？ありがとうございます！…で…どこに？(^_^)a」 覚悟を決めた私は、仕方なくちりとりの中から、 トングで手袋を掴んで見せた。 【画像2】 「あの～ これですか？(~_~;)」と私が言った。 女性はあっけにとられて、立ちつくしていた。 しばらく、手袋を見つめた後に、女性が言った。 「…違います…（ﾟдﾟlll）」 そして、去って行った。 ベビーカーの子供が「あれ、あたしのだよ～！(>_<)」と泣く声が、かすかに聞こえた。 その子の手には、もう片方の同じ手袋があった。 (参ったなぁ～…でもお気に入りなら 、洗濯すればいいのに…お嬢ちゃん…ごめんなぁ…( ；´Д｀)) [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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