我が職場の隣の事務所の、K君の話だ。 K君は30代後半の、男性だ。 ゴツい体の坊主頭! だが童顔で、かわいい顔をしてる。 しかし時々、ビクッとする事をする。 ある日の午後、私が学校の周りのゴミを、拾いに 行こうとしたら、K君が外周の見回りに行くと言うので、いっしょに行く事にした。 しばらく歩くと、K君が突然言った。 「先輩!アソコに、イイモノが落ちてますよ! (・□・;)」と、指をさした。 「イイモノ…ったって、所詮ゴミだろ! (´-ω-`)」と 私が言うと、K君は「いや!あれはイイモノです。見れば分かります。(°▽°)」と、目が輝いている。 そのイイモノに、どんどん近づいて行くK君の後を、私はついて行った。 【画像1】 近づくにつれ、それが何か、私にも分かった。 (千円札だ!コイツ…よくあんな遠くから、分かったなぁ…(゜o゜;) K君は、その千円札を拾おうとした。 その瞬間、K君の動きが止まった。 (ぶっ‼ハハハ!オモチャかよ!(^O^)) 千円札はよく出来た、玩具紙幣だった。 【画像2】 悔しがるK君は「先輩!これはこのままに、しときましょう。また誰かが、引っかかるかも知れないから。(^_-)」 (コイツ……性格 悪っ‼ (+_+)) そして午後になってから、またK君といっしょに、外回りをした。 さっき、玩具紙幣が落ちてた所で、K君が言った。 「無いですね。誰かか拾ったんですね。後で気が付いて、悔しがったでしょうね。(^_-)」 しばらく歩くと、K君が叫んだ。 「先輩!あれ!あれはホンモノでしょう!2回も、ニセモノがある訳無い!( ̄O ̄;)」 K君が指差した所を見ると、また千円札が落ちて いた。 近寄ったK君の動きが、止まった。 「うっ!…マジかよ〜!またかよ!(ーー;)」 見ると、また玩具紙幣だった。 この辺は風が強いから、さっきのヤツが、ここに 飛ばされてきたのだろう。 (ぶっ! 2回も引っかかるヤツは、珍しい!だからあの時、回収しときゃ良かったんだよ!(^_^;)) 私はそのゴミを、回収した。 その時 K君は、沈黙していた。 (しかし…これ…『さきほどの千円』って、書いて ある…笑えるなぁ…クククッ!( ̄∀ ̄)) 【画像3】 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |