先日 職場の後輩M君と、植え込みの中の雑草を、 抜いていた。 私と少し離れた所で、抜いていたM君が、突然 叫んだ。 「ウワッ〜!せ…先輩〜!(>o<)」 (な…何ちゅー情けない声、出してんだ?( ・_・;)) 「どうしたんだよ。(-.-)」 「こ…これ…か…怪物みたいな…ほら…これ! (>.<)」 何を言ってるか、わからない。 私はM君のそばへ、行って見た。 M君が指さしていたのは、茂みの中の、木の根本 だった。 「ゲッ!! (゜◇゜)」さすがに、私も驚いた。 そこにいたのは、ゾウカブトだった。 【画像1】 私は、昆虫大好き人間なので、よく知ってる。 ゾウカブトは、中米に生息する、大型カブトムシである。 「こ…これは 放虫(ほうちゅう)じゃないか!! (・□・;)」と、私は叫んだ。 放虫とは外国産などの、産地の異なる虫を捨てる事で、昆虫の生態系を崩してしまうため、ブリーダーにはタブーと言われている。 「俺…虫…にがて!(ノ_<)」と言いながら、M君はどこかへ、行ってしまった。 私は、ゾウカブトを捕まえようとして、背中をつかんだ。 (ん!? おかしい!動かない。死んでるのか? ( ・_・;)) 私は手にとった瞬間、すぐに分かった。 模型である。 実によく出来ている。 体毛まで、再現してある。 私はそれを、手に持ったまま、休憩室に入った。 すでにM君がみんなに、虫の話をしていた。 私の姿を見て、M君が叫んだ。 「えっ⁈ 先輩…持った来たんですか?(゚o゚;;」 【画像2】 誰かが言った。 「その虫…なんていう名前なの?(´・_・`)」 私が答えようとすると、すかさずM君が言った。 「放虫!! 放虫ですよ!ね、先輩!(・∀・)」 (こ…こいつ、勘違いしてる…放虫は、虫の名前じゃねえだろ!! (-。-;)) [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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