2010年07月09日(金) 【「トウモコロシ」・・から感じた事。。長文やけど、少し昔話をさせて下さいな。】 小さい子って「とうもろこし」を「トウモコロシ」って言うよな。 ふと、一人で「とうもろこし」を齧りながらそんな事を考えてたんよな。 この「トウモコロシ」に色んな事がリンクして曲が出来た。 私がずっとずっと書きたかったテーマ。 でも、私の中では本当に辛い思い出ばかりだったから、なかなか書き出せなかったテーマ。 昔は、オトンの仕事が成功していて、それなりに贅沢な暮らしをしていた私たち家族。 それが、オトンの会社が倒産して借金まみれ。 差し押さえが何回も来て、ペタペタと食器棚やら私の宝物のピアノにも札を貼っていってくれたな。 当のオトンは、結石で入院したり、そして退院したと思ったら。。仕事や!!とか何だかんだ理由をつけて海外に逃げて家には不在だった。 生活費を送るよ!と言いながら、全く送る気配が無く食費さえ底をついて、オカンがオトン側の婆ちゃんに相談したら・・「米と味噌さえあれば暮らして行ける」と言われ、悔しくて泣いてた。 オカンにはもう両親は居なかった。 一度、オカンの弟が居る鳥取に逃げた事もあったな。 結局は、おばあちゃんにボロクソに言われオカンは泣いて、お兄ちゃんも電話口で怒鳴って・・・ 連れ戻された。 そんな中でも、助けてくれた親戚がいらしゃって、私たちにチョコレートを送ってくれた。 それが本当に嬉しかった。 今でも、泣きながら食べたチョコレートの味は忘れられない。 今、実家がある街は急に引越ししなくてはいけなくなって、オトンが勝手に決めてきた場所。 兄ちゃんは、色んなショックで家を飛び出し、そして私は何もかもがどうでも良くなった。 泣いたらあかん・・・ オカンの前で泣いたら・・・ 苦しませてしまう・・・ と思ったんやけど、その家を掃除しにオカンと二人で行った時に、あまりにも酷い状態の家に、買い物帰りに私は初めてオカンの前で号泣した。 今は、同じ街にあるマンションに住んでる。 まだ実家は凄い貧乏やけど、家族も増えて幸せ。 可愛い甥っ子がさぁ 「トウモコロシ」って言って美味しそうに食べるんよ。 私が昔やってたみたいに・・・ オカンの小さい時もそうやったかもしれへん。 今冷静に考えると、オカンはほんまに凄いと思う。 家がゴタゴタになった時のオカンの年齢は、今の私の年齢とそんなに変われへん。 一時、自分が捨てられるんやないか・・って思ったりした時もあったけど、オカンは一生懸命私たち3人兄弟を守ってくれた。 改めて・・・ オカンありがとう。 そんな事を思い出しながら、涙しながら「トウモコロシ」を書きました。 自分の中で一つ可能性が広がった曲になると思います。 凄く大切にしたいな。。。 この曲。。。 心込めて歌っていくからね・・・ 「トウモコロシ」 12:06 コメント(4) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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